授業の概要 ブラックバス,ミシシッピアカミミガメ,ヌートリア,ムラサキイガイといった水生生物をモデルケースとして,外来生物の生態系や人間社会に及ぼす問題について解説する。なぜこれらの生物が外来生物になったかについて理解を深めるとともに,外来生物問題をめぐる社会的背景についても考察する。
学修の目的 外来生物が引き起こしている生態系被害や社会問題,外来生物の導入・拡散の背景を知ることで,生態系保全や持続可能な社会について理解し,これらの諸問題にどう取り組んでゆくべきなのか認識を深める。
学修の到達目標 外来生物が社会に及ぼす影響と,社会が外来生物の導入・拡散に及ぼしている状況を列挙できるようになり,生物多様性保全のために社会や個人に何ができるかを考え,説明できる。